若かりし頃、友達と飲み明かしたり、終電を乗り過ごして友達の家に泊めてもらったり、朝帰りする機会が何度となくあった。千葉や埼玉、都内までは1時間30分くらいはかけて、通学、通勤していたので、都会への憧れがあった。

家に帰るためには、11時過ぎには御暇しなきゃならないし、12時過ぎても家に帰る電車があるところに住んでいる、夜中、タクシーを使ってもさほど料金がかからない場所に住むなんて夢のまた夢。

朝帰りの道で見る、朝日がまぶしい。そんなとき、道端に自転車が置いてあると、こんな都会に自転車で来れる距離に住んでいるんだ?!と、これまた、うらやましく感じたものだった。